原作は、数々の文学賞を受賞した「守り人」シリーズの第1弾。精霊の卵を産みつけられた皇子・チャグムを守るよう頼まれた女用心棒バルサ。チャグムの命を狙う追っ手から逃げながら旅を続ける2人が、旅路の果てに見たものとは?
【精霊の守り人(上)】
短槍使いの女用心棒バルサは、あるとき偶然1人の高貴な少年を助けた。少年の名はチャグム。新ヨゴ皇国の第二皇子だった。その晩、バルサはチャグムの母親であるニノ姫から、帝の放った刺客からチャグムを守ってほしいと頼まれる。別の世界に生きる謎の生き物の卵がチャグムの体に産み付けられたのが狙われる原因だった。バルサは皇子の寝間に火をかけると、皇子を連れて宮を脱出した。
【精霊の守り人(下)】
この世と平行して存在するもう一つの世界“ユグナ"。伝承によると、チャグムに産み付けられた卵は、ナユグの生きもので、100年に一度産み落とされ、“精霊の守り人"たる人間に守られて海に行き、卵から孵るという。伝承に導かれるようにバルサとチャグムは、海を目指す。しかし、恐るべきナユグの生きもの“卵喰い"(ラルンガ)もまた卵を狙い動き出した。バルサとチャグムが旅路の果てに見たものとは・・・!?