母を亡くし、父が蒸発してしまった姉妹「きょう」と「あす」。貧しいけれど、夢と希望と節約をかかげて生きる姉妹の暮らしぶりを描いたハートフル・ストーリー。
山田家のおんぼろテレビが壊れた話や、銀子の家に遊びに行く話。実は音痴だったあすが、新たなお隣さんのレッスンを受ける話などなど。描き下ろしマンガ「マッチとろうそく売りの山田姉妹」と「あとがきたぬきマンガ2」も収録!!
<あらすじ>
きょうとあすが暮らすアパートの庭には大きな桜の木がある。満開に咲き誇る桜の花を、ふたりが2階のベランダから眺めていると、庭先で桜を見つめる大家さんがいた。そこでふたりも下に降りていくと、姉妹に気付いた大家さんは「恵理子、真美…」と知らない女性の名をつぶやく。そんな翌日、大家さんがふたりに突然「アパートから出ていってくれ」と言い出して…(第18話)。
<登場人物>
山田きょう(15歳。がんばり者の姉。新聞配達などで生活費を稼いでいる)、山田あす(9歳。しっかり者の妹。姉をいつも応援している)
越後屋金子(15歳。越後屋コンツェルンの後継者。趣味は節約)、越後屋銀子(9歳。金子の妹。あすの隣のクラス。姉を尊敬している)、三枝蘭子(?歳。山田姉妹のお隣さん。昼夜を問わずサングラスをかけている小説家)、一ノ倉正男(新しく越してきた山田姉妹のお隣さん。歌手志望)、森源三(78歳。山田姉妹が住むアパートの大家さん)、高島未来(山田姉妹の叔母)